2008年9月30日火曜日
詩語について
では,何故,詩語を多用するのか?
私は,美しいものが,つくりたいのである(「新しいもの」ではない.).
かといって,手垢のついた詩語を,自分の詩のなかに,やたらに放り込んでいる訳ではない.それひとつだけでは手垢にまみれた,使い古された詩語でも,他の言葉と組み合わせたり,コンテクストから微妙にずらしたりすると,新鮮な光を放ち始めることがあるのである.
最近では,逆に開き直って,詩語だらけの詩を立て続けに書いている.
美しいものに,私は憧れる.
2008年9月29日月曜日
エクリチュール
このところ,時ならぬ雨が,ずっと続いている.
一昨日,詩を1片,書いた.
弁解する訳ではないが,無闇矢鱈と詩語を連ねているのではない.上記の核爆発を,最も効果的に装飾する,そのために,詩語を用いる.一見,手垢にまみれた,陳腐な詩語でも,使いようによっては,全く新しい面をみせて,輝き始めるものがあるのである.
2008年9月28日日曜日
準備
朝日新聞朝刊はまだ読めない。先日読了した『脱オタクファッションガイド』(オーム社)のあとがきなどを読んで過ごす。『脱オタク~』を読んでいると、私はほんとうにオタクなのだとつくづくと思う。性格は直せないので、せめて身なりだけでもこざっぱりと整えたい。これから礼拝なので、こころの準備も欠かせない。
久しぶりの教訓:早起きをすると、ささやかな準備がいくつか出来る。この「ささやかな準備」が、案外非常にだいじだったりする。
2008年9月26日金曜日
読書 その後
いつも,12:00になるのを狂おしく待ちながら,仕事をしている振りをしている.12:00は,私の職場では,昼休みが始まる時間である.
無能
非常勤の方でも出来る簡単きわまりない作業でさえ,出来ない.
公務員の世界では,3年で異動になる.3年間は,おなじポストに就いていることになる.従って,どのポストでの業務も,誰にでも出来るものなのである.ある,のであるが……,私には出来ない.何故だろう?
周囲からは,「やる気がない」と思われているようだ.確かに,私は,地味な,根気の要る仕事には,向いていないのかも知れない.向いていなくとも,生活のためには働かなければならない.今の職を失ったら,明日食べるパンさえ,買うことが出来なくなってしまう.
しかし,どう努力しても,仕事が出来ない.
詩作,などという,限られたものだけに許された,極めて高度な創造性を要求される作業なら,何の努力もしなくとも,簡単に,いくらでも出来るのに.
あまりにも不愉快なので,年金がもらえる時点,すなわち50歳まで勤めたら,転職しようと考えている.それまでに,今ある才能で食べていける職を,探しておかなければならないのだけれど.
2008年9月25日木曜日
読書
このところ,やたらに本を読んでいる.主に,文化系向けの,ICT 概説エッセイのようなものである.
2008年9月24日水曜日
私淑
私が野村喜和夫さんととても親しくなっていることに,たいへん驚かれておられた.
確かに私のエクリチュールと野村さんのそれとは,一見非常に異なったものであるが,例えば皆さんのご両親のことを想起して頂きたい.「この二人が,どうして一緒になったのか?」と言った疑問を抱かれたことはないだろうか.野村さんが私と懇意にしてくださるのは,詩における共通点があった,等と言うことではなく(同じ仏文出身という共通項はあるものの(しかしこれはとても重要な共通項だ.)),私が書いたものだけをご覧になった野村さんが,ひとりでどこへも顔を出さず,自分の部屋に引きこもり,燻っていた私を,陽の当たるところへ,導き出してくださったのである.
以後,「こちらは野村リュウさんです.」と言うような紹介のされ方をした時期はあったものの,同じ文学を愛するものとして,最終的に性格の周波数が一致した,と言うのが,実際のところである.
幾らお互いに共通項があったとしても,性格が合わなければ,親しくはなれない.私に足りないものを野村さんが補ってくださり,野村さんが Mac を使っていて窮地に陥ったとき,解決法を私がお勧めしたりするうちに,ウェルギリウスとダンテのように,次第に打ち解けていった,と言うのが本当のところ,としか言いようがない.
正直なところ,いつから今のような関係になったのか,私にもよく分からない.野村さんはたいそうナイーブな方なので,親しくなるにはかなりの努力が必要だったはずなのだが,私の方から「合わせた」記憶はない.ただ,ひたすらに,出来る限りの誠意は尽くしたつもりである.
それにしても,林さんが驚愕されたのであるから,野村Aと野村Bとは,余程想像を絶した組み合わせであるのに違いない.
2008年9月22日月曜日
秩父
野村喜和夫さんの朗読会が,秩父で催された.
2008年9月20日土曜日
オタク
アニメーションなどには特に興味もないし、漫画をよむことも最近はしない。
それでも、41歳の私は、ほとんど私服で通勤していることを考えると、周囲と融合していない、という点で、オタクだろう(広い意味で)。アップルのオンラインストアで購入したバックパックには MacBook Pro と『 Mac People 』の最新号が入っている。かと言って、プログラミングやハッキングが出来るわけでもなく、もっぱら、メモ帳で完成させた詩を清書する程度である。ICT に関しては、それなりの知識の蓄積がある。強いて分類するならば、私は『コンピュータ・オタク』なのだろう。それから、少しばかりの詩を書く、「現代詩オタク」でもあると思う。
40歳を過ぎても結婚していない。都内の交通の要所に立っているマンションに、猫と一緒に暮らしている。自分の部屋には、Mac 関係のジャンク品が散らばり、壁はすべて書架なのだけれど、まったく整理されていない。即ち、家財道具は Mac が2台と、書架のみである。電気ポットすらない。これでは、「オタク」と言うより、「変人」と言い換えたほうが、いいかもしれない。
2008年9月19日金曜日
野村喜和夫賛 改
野村喜和夫は,なぜ誤解されるのか.
朗読会
午後4時少し前,岩切正一郎さんからメイルが届いた.朗読会のお誘いだった.
16:45 で帰宅する,との休暇簿を職場に出し,会場の広尾に向かう.
会場は,とてもちいさな画廊.天童大人さんの,「詩人の声」シリーズだった.
お客さんは岩切さんの教え子ばかり.とてもアンチームな雰囲気のなか,朗読は静かに進んだ.
驚いたのは,1時間の朗読で,岩切さんが一度も噛まなかったこと.ご自分でお書きになったものを読むのだから当然かも知れないが,さすがはプロである.
参加費を払い,テクストを購入したら,帰りの電車賃さえなくなってしまった.不躾ながら,岩切さんから2千円もお借りしてしまった.みっともない.
教訓:これからは,せめて1万円は,いつも財布のなかに入れておくようにしよう.
2008年9月18日木曜日
菩薩
ウェブが菩薩? この比喩はいったい何なのか,私にもまだ分からない.分かっているのは,この本が「メタデータ」を扱っている,と言うことである.これなら私にも分かる.読めそうな内容なので,しばらくはこの本(と『水声通信』と)を,読むことにする.
それから,先日,食べ物を買うために売った本の買い戻しをしなければならない.いずれも専門書なので,5,000円する本などもあったりする.苦しい.
教訓:次に買うときも,帯があるとは限らない.l
野村喜和夫賛
真面目にITのことを書いた本のようである.が,あまりにも真面目すぎて,私のようなものは集中力が持たない.節目節目で休みながら読む.
最近はやらないが,以前は何冊もの本を並行して読む,と言ったことをよくやった.
そのことの名残で,今回は『水声通信』の,野村喜和夫さんの特集号を,合間合間に読む.山内功一郎氏と野村さんとの対談では,山内氏が生真面目に論を展開するのとは反対に,野村さんがのらりくらりと呆けてみせるのが楽しい.(呆けてみせながら,野村さんは要所要所で大事なことを語っているので,読み落としてはいけない.)
今,詩の読者層(=詩壇)は,野村喜和夫さんを正しく評価しているのだろうか? 私には,詩壇が,野村さんを正確には読めていない気がしてならない.実験詩の実践者として,もっと評価されてもいいのではなかろうか? 野村喜和夫は,今でも純粋な文学少年なのである.
「環境知能」の話が,野村喜和夫さんの話になってしまった.ので,この話はこれでおしまい.
気狂い
4:00、駅前のインターネット・カフェへ。ブースのなかで新聞を広げて読んでいると、エグゼクティブにでもなったかのような錯覚が訪れる。現在の所持金は1,441円也。とんだエグゼクティブである。
『ウィキペディアで何が起こっているのか』(オーム社)読了。ある程度ウィキペディアやインターネットの知識がある人は、読んでみると面白いかもしれない。「ウィキペディアって何?」というひとには、ちんぷんかんぷんの可能性あり。
先日、弟と会った折、「いつまでも調子に乗って好き勝手ばかりしているんじゃない」と説教される。そのようなことを言われても、フーテン(気狂い)なのだから、仕方がない。結婚して子供を作り、家なりマンションなりを買って、一生をローンに追われて過ごすようになれば、許してもらえるのだろうか? 「俺がこんなに苦労しているのだから、お前も不幸になれ」的説教?
今朝、こうして体調もよく、頭も冴えているのは、自分の部屋で眠ったからだろうか。あの部屋が、私の天国なのかもしれない。このブースは、(非常に便利なのだけれど、)私の天国ではない。なによりも、あの部屋にはぺたるがいる。
2008年9月17日水曜日
危機
クリニックの方の話だと、2~3ヶ月休診となる由。
クリニックの共同創設者の一人であり、私にとって名医中の名医だけに、なんとかまた元気になって頂きたい。
ほんとうに、とても優れたドクターなのだ。2~3ヶ月待って現役に復帰なさるのであれば、私は待つ。どうか、どうか、時間がかかっても構わないので、完全に健康を取り戻して欲しい。
教訓:名医は最高の印象を残して去る。
本の蒐集
私にとって、本は「物」ではない。
またもやVIP席で
03:00 起床。
4時間も、眠ることが出来た。
相変わらずVIP席である。
VIP席で眠るのは、初めての経験。なかなかよい。
所持金は、2,716円。金曜日まで、持ちそうだ。
『 tab 』、あと6片のストックがある。何もしなくとも、1年は原稿を落とすことはない。
いいことずくめではないか。
貯金はないのだけれど、詩のストックが1年分あるということが、精神衛生上、たいへんによい。
フィンランドの作曲家、ヤン・シベリウスは、若い頃に旺盛な作曲活動を行い、その後は新しい作品を発表することもなく、年金で何不自由なく暮らしたとか。
私もあと10年勤めれば、年金がもらえるらしい(ただし、50歳から65歳まで、何らかの形で稼がないといけない)。それまでに、1冊は詩集を出したいところ。おそらくは、" Stock Book " が、これまでの詩作活動の集大成となる予定である。
喜和夫さんの仰るとおり、この第3詩集に、心の髄まで注力しよう。
2008年9月16日火曜日
2台のコンピュータ
現在,2台の Mac を所有している.
激貧
出勤時刻の5:00まで,なにか有意義なことをしようと考えるが,なにも出来ない.
本来ならば眠っている時間だからなのか,本を開いても情報が頭のなかに入ってこない.
結局,この3時間の間,有意義に過ごしたのはぺたるのみだった.
彼女は,あぐらをかいた僕の股間で丸くなってみたり,朝のまんまを食べてみたり,僕の寝床(幾層にも積まれた新聞紙の山)でおしっこをしてみたりと,実に有意義な時間を過ごしていた.
お金があれば,駅前のネットカフェで過ごせたのだけれど,所持金14円では,身動きの取りようがない.
ようやく5:00になって,電車の中で本(「ウィキペディアで何が起こっているのか」)を読む.
6時前,立川着.何が何でもドーナツとカフェオレでひとときを過ごしたい.しかしお金は14円.そこで急に閃いた! 確かポイントが600以上貯まっていたはず! 案の定,300ポイントで,朝の恵みのひとときを,過ごせたのだった.
2008年9月15日月曜日
散々
4:30に目が醒めたにもかかわらず、図書館開館の9:00まで何も出来ず。
ぺたるだけがにゃあにゃあと元気で、まんまのおかわりをねだるがあげない。
9:00、中央図書館へ。30分ほど、持参の本を読む。
11:00、新宿のソフマップ買取センタへ。「これは売れるだろう」と思っていたメモリーカードが、「もう取り扱いできません」と呆気なく断られる。
売るのを本に切り替え、自分の部屋から、蜂飼耳の散文2冊と、白水社のロートレアモン全集全1巻を、代々木駅前のブックオフへ持ち込む。100円也。さっそくマクドナルドへ転がり込み、ハンバーガーを食す。この時点で、所持金が7円になる。
続いて、イヴ・ボヌフォア監修の「世界神話大事典」と、タッシェンから出ている「ダリ全画集」を持ち込むも、「汚れている」と門前払い。「コンテンツを売るの愚」を避けるため、エヴァンゲリオンプレミアDVDを笑いながらリストからはずす。
Mac OS X Server 10.5 の解説書(売りたくなかった)と Google の本、及び暮らしのハウツー本を持ち込む。470円也。このお金のおかげで、ネットカフェのVIPルームへ。コカコーラを立て続けにコップ3杯飲み干す。しかし、所持金7円とは、とんだVIPである。弟は豊島園に家を建て、兄は470円のために奔走する。
教訓。買い戻せる確信のないものは、どれほど高い値が付こうとも、絶対に手放してはならない。
2008年9月14日日曜日
ふたたびVIP席にて
先日来湧き起こっている妙な行動力のおかげで、渋谷のアップルストアへ。
2月以来 OS のアップデートを行っていない旨を告げると、「店内のどこでもいいので、無料の無線 LAN に繋いですきなようにしてよい」と言われる。
半年もアップデートしないと、さすがにかなりの量の更新がたまっている。30分かけて、私の Mac は最新となる。
このことで、また新たな行動力が湧いてくる。連鎖か。
VIP
昨年の7月ごろから、インターネット・カフェに通い始めたようだ。
それから1年、店の一番奥に、VIP席があるのを昨日知った。
なぜ今まで気付かなかったのだろう。l
また、なぜ他のお客さんはVIP席に殺到せず、狭いブースで我慢しているのだろう。
インターネット・カフェが、ますます私の書斎と化していく。
2008年9月13日土曜日
2008年9月12日金曜日
2008年9月11日木曜日
2008年9月10日水曜日
2008年9月9日火曜日
2008年9月8日月曜日
今日の教訓
しばらくやりとりがあった後,図書館の方から,「野村様ですか?」といきなり聞かれた.
1ヶ月に5冊も6冊も,詩集ばかりリクエストしていると,こういうことになります.