2009年1月28日水曜日

詩に「慣れる」

今朝,新聞を読んでいたところ,「文壇展望」なるコラムが目にとまった.

この手のコラムのほとんど全てに言えることであるが,「文壇」と言う看板を掲げていながら,扱う「文学」は小説ばかり.俳句,短歌,詩などを扱っている「展望」には,なかなかお目にかかれない.

何故か?

詩に限って言えば,いわゆる「詩」というものが,小説と同じ「言葉」と言う材料を用いて作られているのに,詩は小説とは全くの別物で,詩の読み方は,小説の読み方と全く異なる,と言うことが挙げられるだろう.

詩を読み解くための「コード」を知らないと,書かれた言葉を追っていっても,何が書いてあるのか,まるで意味が分からないで終わってしまう.

もっと簡単に言えば,詩を読むのにいちばんいいのは,とにかく数をこなして,詩に「慣れる」ことだと思うがどうか.(小説のことは,ひとまず,完全に忘れた方がいいかも知れない.)

意味を追うのではなく,読んだ言葉を,絵画を見るように,「感じる」ことが大切である.これが,詩を読むための「肝」だと思う.この「肝」さえ掴めば,後はおもしろいように,詩が読めてくるはず.お試しあれ.

2009年1月17日土曜日

生きる

それは 皆様を散々心配させた後 どの面下げてのこのこと…….

悪い冗談はこれくらいにして,黄泉がえりです.

本年も,「偽・箴言集」をよろしくお願いいたします.

結局のところ,毎日一定量のクスリを確保するために,OD には至らなかった.

「完全自殺マニュアル」の帯にある,『いつでも自殺できるという安心感で,生きにくい世の中を生き延びる』という言葉のとおりになった.ちなみに,「マニュアル」の「クスリ」以外の章は,私にはとても薄気味悪く,夢にさえ見そうなので開いてもいない.この本,誰かいりませんか?

今年で,詩作を始めて22年になる.「シュールレアリスムの手法を借りた抒情詩の作出」というライフワークも見出せた.このラインに沿って,今年も様々な詩を書き,実験を重ねてみたい.「読んで下さった方に元気になって欲しい」という方針は変わらない.夢の島状態の自室を整理し,「コレクション 瀧口修造」全巻を,いつでも紐解ける(ママ)までに整理したい.

実を言うと,昨日の深夜から丸一日,駅前のネットカフェにおり,眼はしょぼしょぼなのであるが,何故か気持ちはとても晴れ晴れとしている.

明日は,詩人の来住野恵子氏と会う.氏は,私を,タナトスからエロスへ,ひいてはアガペーへと引き戻してくれることだろう.