今朝,新聞を読んでいたところ,「文壇展望」なるコラムが目にとまった.
この手のコラムのほとんど全てに言えることであるが,「文壇」と言う看板を掲げていながら,扱う「文学」は小説ばかり.俳句,短歌,詩などを扱っている「展望」には,なかなかお目にかかれない.
何故か?
詩に限って言えば,いわゆる「詩」というものが,小説と同じ「言葉」と言う材料を用いて作られているのに,詩は小説とは全くの別物で,詩の読み方は,小説の読み方と全く異なる,と言うことが挙げられるだろう.
詩を読み解くための「コード」を知らないと,書かれた言葉を追っていっても,何が書いてあるのか,まるで意味が分からないで終わってしまう.
もっと簡単に言えば,詩を読むのにいちばんいいのは,とにかく数をこなして,詩に「慣れる」ことだと思うがどうか.(小説のことは,ひとまず,完全に忘れた方がいいかも知れない.)
意味を追うのではなく,読んだ言葉を,絵画を見るように,「感じる」ことが大切である.これが,詩を読むための「肝」だと思う.この「肝」さえ掴めば,後はおもしろいように,詩が読めてくるはず.お試しあれ.
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