2012年6月16日土曜日

HERREWEGHE

昨日の晩、ポポロへ行きました。さて、今日は何があるかな・・・? ウインドウショッピングならぬ、シェルフショッピングの始まりです。
「お店に入るまで、何を買うか解らない。」これが、ポポロの醍醐味、言い替えれば「ロシアンルーレット@ポポロ」なのです。
一通り棚を見終わり、「ケーゲルのラヴェルがある。今日はこれにしようかな」と思いかけた瞬間、「Bruckner」という殴り書きのボールペン字が眼の隅に飛び込んで来ました。「ブルックナー・・・。」僕は、先日、冒険のつもりで、ブーレーズ振るところの8番を購入し、ブルックナーの印象がとても良かったことを思い出しました。「でも、幾ら8番だといっても、あれはブーレーズが上手に振ったから面白かっただけかも知れないぞ」などととんでもないことを考えながら、「いや、僕にはマーラーがいるから大丈夫」と、何の根拠もない自信に支えられて、持っていたラヴェルを棚にもどし、ブルックナーの7番を購入したのです。ラヴェル→ブルックナー。またもやロシアンルーレットが作動しました。(しかし、昨日は(3日も出勤していないというのに)やけに疲れていて、せっかく買ったCDを放置したまま、眠ってしまったのでした。)
そして今朝。相変わらずどこで眠ったのか思い出せないまま、僕はパソコンに向かっている状態で意識が戻りました。「そういえば、昨日CDを1枚買ったな・・・。」さすがにポポロ袋からは出してパソコンの横に置いてあったディスクを僕は取り上げると、デッキの前に行き、ディスクを入れ、ヘッドフォンを着けました。すると・・・。
「面白い!」そう、オケに一糸の乱れもなく、そのCDは歌い始めたのです。「誰が指揮しているんだろう?」そんなことを今になって思いながら、ジャケットを見ると、「PHILIPPE HERREWEGHE」と書いてあります。エルヴェーグ? 誰? 早速パソコンに「wiki 指揮者 Herreweghe」と打ち込みます。パソコンは、一瞬で答えを返してきました。「フィリップ・ヘレヴェッヘ」。ヘレヴェッヘ!? 先日音楽之友社発行の「Stereo」誌上の記事を見てマーラーの4番をAmazonを検索するも、「この商品は扱っておりません」と袖にされて入手がかなわなかった、あのヘレヴェッヘ? しかも、Wikipediaには、harmonia mundi のブルックナー7番はヘレヴェッヘの代表盤の1枚だ、と書いてあるではありませんか! そう、そのような物凄いCDを、僕はこちらも「物凄い」価格で、手に入れてしまったのです。
これで、僕が新譜を買わない訳が、お解り頂けましたでしょうか?

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