私の住む街の最寄り駅直下地下2階に,新しいネットカフェ " wip " が出来ました.
それまで通っていた,駅前ビルの3階にある " e-World " には,今まで散々お世話になったのですが,禁煙席がなく,「ごめんなさい」してしまいました(煙草の煙は,副流煙の方が,毒性が高いのだとか).
wip は,「魚民」や「笑笑」などを経営している白木屋がやっているネットカフェなのです.ですので,例えば中央線に乗っていて,「魚民」や「笑笑」を,探すでもなく眺めていると,たいてい同じビルに wip があります.
しかし,さすがに地下2階ともなると,お天道様の光もお月様の光もまったく届かず,各ブースごとに設えられた蛍光灯という人工の光だけが唯一の光源です.
e-World とは異なり,wip には,BGMの類はいっさい流れていません.ただひたすらに,空調の音が無味乾燥に響くばかり.実は,私は初めて wip に入店した際,その余りの人工性に,心神喪失状態になってしまったのでした.確か,ナチの拷問にも,同じようなものがあった記憶があります.自然をすべて排した,完全に人工の地下空間.
初めのうちは抵抗があったものの,いざ慣れてみると,この余りにもストイックなネットカフェに,私は心を奪われてしまいました.
新装開店にも関わらず,各ブースに配置されているのは,埃だらけの hp のマシン.一体どこから調達してきたのか,100席近くあるブースのすべてに,おんぼろの hp のマシンが置かれており,これは一種の不思議でもあると思います.白木屋のことですから,どの wip でも,hp のマシンが稼動しているのでしょう.
僕が wip を新しい巣に決めたのには,PCの管理が徹底している,という理由があります.e-World にも DELL のマシンが40台ほどあったのですが,マシンの起動も終了も,すべてがユーザ任せで,店側では,特に何のコントロールもしていませんでした.これに比べて wip では,どこに依頼して設えたのか,PCを完全にコントロールするシステムが導入されています.入り口のレジで伝票を貰い,自分に割り当てられたブースに入るころには,マシンは管理システムにより最新のパッチをあてがわれ,HDDも完全に初期化されてお客さんを待っている,という仕組みです.
今日は,詩人の支倉隆子さん主催の,プチ・コンサートがあるのです.私は一度0:30に wip を出て自室に戻り,ベゲタミンB,コントミン,ロドピン,ユーロジン,ネルボンを服薬して眠ろうとしたのですが,なぜか興奮して眠れなくなってしまい,3:00には,再び wip の客となってしまいました.睡眠導入剤を服用してから,眠らずに作業をすると健忘症が起きる,と,治療薬マニュアルに書いてありました.私の人生,どうなるんでしょうかね? 自室では,バックパックを枕に,新聞紙の上で「眠って」います.布団はありません.3つ下の弟は,家庭もあり,一姫二太郎に恵まれ,豊島園に一軒家を建てました.一方,私は,「今月は口座を空にするのは初めてだから,ソフトバンクに支払う分をこちらに回しても大丈夫.ウィルコムはこれ以上料金を滞納すると切られてしまうから,口座にはお金を残す.」などという,とても公務員とは思えない,アルバイトの予備校講師のような生活を送っています.今年の6月で,43歳になります,はい.
今日のお話はこれでおしまいです.落ちがなくてすみません.
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