2009年5月20日水曜日

早期退職

26歳の時,私は今の職場に拾われた.

今年の9月で,就職してから丁度16年になる.

公務員は,25年勤務すると,63歳から年金が貰えるようになる.

従って,私の場合,あと9年勤めれば,将来年金が貰えることになるのである.

現在,私は左遷されて,コピー機の前に席が設えられている.相棒は,先の3月で定年を迎え,4月から再雇用された,私とたいへん相性のよいムッシュである.

席はあるものの,仕事がない.取り敢えず,寄贈された書籍を分類し,リストを作る,と言う作業を担当しているのだが,期限はない.

ムッシュの任期は3年なので,その間に,これまで嘗めた艱難辛苦をすべて忘れたい.仕事が,あってないようなものなので,朝7:30に出勤し,1日自分の席に座ったまま夕刻を迎え,帰ることも多い.

ムッシュが3年私に付き合ってくれれば,後は6年の辛抱となる.9年の辛抱は辛いが,6年なら何とかなる.そして,51歳の9月で,私は25年勤めたことになるのである.

51歳の9月に,私は早期退職することにした.年下の係長,私を完全に無視する若者達,etc.,etc.,もう嫌だ...

早期退職したら,府中あたりの都営住宅に籠もり,微々たる収入でも,現代詩作家として,薫君か荒川洋治氏のように暮らしていくつもりである.

そう考えたら,急に気分が楽になった.私を無能者・厄介者扱いにするところから早く離れて,私に好意を持って接してくださる方々のところで,私に出来ることを,のびのびとやっていきたい.せめてもの願いである.

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