平出さんのことを書いたら,頭が猫づいてしまった.
私は今年で42歳になるが,独身である.従って,私の猫は私にとって,生涯を共にする,まさに「コンパニオン・アニマル」なのである.
そう思って,先程自室に戻った折,いつになく猫を注意深く観察してみた.この猫は,歌人の早坂類さんから譲っていただいたもので,日本猫の雑種である.白地に黒のぶちが点在する,モノクロ猫で,眼だけが金色をしている.雑種だけあって,さすがに強い.現在腎不全を患っているものの,それ以外は,今まで風邪ひとつひいたことがない.
猫はしつこい人間を嫌うそうである.私は(自分で言うのもなんであるが)猫については淡白で,ほとんど放置に近い飼い方をしてきた.今では,まるで空気のようになっている.猫にとっては,そのほうがいいらしい.
猫がいるのが普通の生活である.猫の世話をするのも,少しも負担にならない.あまりやりたくはないが,必要があれば猫のうんちを素手でつかめる.赤ん坊がいるご家庭と,まったく同じである.
私の猫は,尻尾がすらりと長い.ここにだけは,私はこだわりがある.猫の尻尾は,すらりと長くあるべきである.
猫のほうも,私の存在が空気のようなものになっているらしく,私といても,まったく無防備で,私が「まんま」をやるとき以外は,好き勝手なことをやっている.私は動物に甘えられるのが苦手なので,(犬好きな方,ごめんなさい)犬のようにべろべろと舐められたりするのは,想像することもできない.
そのような訳で,これからも,猫との共同生活は続くだろう.ある本で,「猫についての問題は,時間が解決してくれる.」と書いてあるのを読んだことがある.まさに,猫と私とは,今,円熟期を迎えているのかも知れない.
2009年5月15日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿